私が中国茶にハマった8つの理由です。
その1:花や果実に例えられるふくよかな香り
味ももちろん美味しいですが、何といっても香りが素晴らしいのです!!
私が初めて飲んだ中国茶「鉄観音」は水色が緑色のお茶だったので日本茶と同じようなものを想像していました。
でも淹れてみると香りが緑茶とは全然違う!!思わず深呼吸してしまうよな・・・幸せな香りでした。
香りは中国茶の一番の魅力だと思っていますが、言葉で伝えるのが非常に難しいです。。。
その2:中国茶は茶器がかわいい
急須もこじんまりしていて、湯呑み(飲杯)もピンポン玉みたいに小さくて、必要な道具が竹で出来たお盆(茶盤)の上にのってて…。
急須にお湯を入れた後、急須の外側からもばしゃばしゃお湯かけて、初めて見たときはなんかおままごとして遊んでるみたいな印象でした。
お茶屋さんに行くといろんな形の茶器があってどれも欲しくなってしまいます!
その3:世界で一番、お茶の種類が豊富
中国はお茶の原産地です。中国から海や陸を渡って世界中に広がっていきました。
日本茶といえば、緑茶。ヨーロッパで広く飲まれているのは、紅茶。でも中国には緑茶、紅茶だけでなく、青茶、黄茶、白茶、黒茶・・・といろんな種類のお茶があるので飽きることなく長く楽しむことができます。
その4:しかも、同じ茶葉でも淹れ方次第で味が変わる!
同じ茶葉でも、蓋碗か茶壺か…使う茶器の形の違い、あとは陶器か、磁器か…素材の違い、それによってお茶の味も変わります。急須へお湯を勢いよく注ぐか、ゆっくり注ぐか…によってすら変わってしまいます。 それぞれの違いはとても明らか。
一つの茶葉でもぜんぜん違うお茶の味になるので、試しながらじっくり楽しめると思うのです。
その5:みんなでお茶を囲むと不思議と会話が弾む!
みんなでお茶を飲む時は、誰か一人が代表してお茶淹れます。みんなの前で、会話しながら。一緒に同じお茶を飲むと、それだけでみんなと同じ気持ちを共有できる気がします。ふわっと幸せな気持ちです。
自然と口も滑らかになって、いろんな会話できます。お茶を淹れる様子を見ながら、お菓子食べながら、楽しい時間を過ごすことができます。
その6:ヘルシー!健康を助けるいろんな効能がある
中国茶は、ノンカロリー、ノンシュガーのとってもヘルシーな飲み物!
しかもビタミン類やミネラル、アミノ酸、カテキン、タンニン・・・といった多くの栄養素が含まれているから体にいろんな作用をもたらしてくれます。
体にすぅーっと浸み込む感じがとっても心地よくて好きなんですよね。
その7:一次産業から三次産業まで広がる奥深い世界
お茶は、自然の恩恵を利用して営む一次産業でもあり、人の知識や経験によって加工を加えて完成する二次産業でもあり、茶館などで人から人に付加価値を提供する三次産業でもある・・・
一つの農産物がここまで多岐にわたって広がり発展しているって、なかなか珍しいと思います。
近年注目されている6次産業化、お茶の世界では昔から当たり前のようにやっていたんですね。
その8:古くから人々に愛され培われてきた深遠なる茶文化
薬として発見されて4000年、お茶として飲まれ始めて2000年・・・ってただ単に人間に活用されてきた歴史が長いだけではなく。なぜか書に記され、詩に唄われ、宗教とも結びつき、人の精神に深く影響を与えながら発展してきました。
一つの農産物が、”茶文化” といって、文化を形成するに至ったなんてなかなか面白いと思うんですよね。