Q:どうやって品質の良い茶葉を選べばいいの?
A:専門店で茶葉の姿を見て、可能なら試飲させてもらうのがベスト
同じ種類のお茶でも品質の良し悪しで、味も香りも全く違います。最初は難しいですが、中国茶に慣れてきたら、ぜひ品質の良い茶葉を選んで買いたいですよね。
ここでは、良い茶葉の条件9つと、選ぶための3ステップをご紹介します。
品質のよい茶葉 9つの条件
この9つの条件を全てクリアできる茶葉はきっと、値段も相当なものでしょうし、決して手軽には入手できないようなレアものでしょう。
そのため、実際に茶葉を見る時は1つでも多くの条件を満たせる茶葉を探してみてください。
- 茶葉の大きさ、形状が均等
- 茶葉にツヤがある
- 茶葉の香りが良い
- 細かいカスのような茶葉や異物が混ざっていない
- お茶の水色が濁っていない
- 茶葉にお湯を注いだ瞬間から香りが立ち上がる
- お茶の味わいが豊かで、口の中にしっかり香りが残る
- 冷めた状態でも、水色濁らず味わい深い
- 茶殻の状態がよい
茶葉の見た目の違い:正山小種の例
どちらも同じ「正山小種」という名前の茶葉です。が、見た目から全然違いますよね。
- 正山小種①⇒茶葉が細かく、茎も混ざってる、色も浅い
- 正山小種②⇒茶葉が大きく、均一、色も深い
実際に飲み比べてみた結果は、 正山小種 ②の方が美味しかったです。茶葉が美しくツヤがあるように見えるものは、それに比例するように味も香りも良いことが多いです。
よい茶葉を選ぶための3ステップ
1:信頼できる中国茶の専門店を訪れる
中国茶の専門店ならば必ず、プロが試飲する等して茶葉の品質を確認してから仕入れていますので、信頼性が高いです。また、自分がどんなお茶を飲みたいか?など専門性の高いスタッフと相談しながら決めることもできます。
2:実際に茶葉を見て、可能であれば触れてみる
質の良い茶葉は、美しい形をしているものです。最初は分からなくても、茶葉をよく観察してみることを習慣にするのがオススメ。少しずつ見る目を養っていきましょう。
茶葉を少量、手に取って包むようにして鼻を近づけて香りを確認してみてください。ふんわり良い香りがすれば、良い茶葉です。
3:さらに可能であれば、試飲させてもらう
試飲させてもらうのが一番分かりやすい判断方法! ここはぜひ、ちょっと勇気を出してお店の人に聞いてみましょう。
実際に香りや味わいを体感してみて、自分の好みに合うかお茶かどうか確認してみてください。