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7種類の中国茶中国茶産地黄茶

【黄茶の概要】生産エリア・銘茶・美味しい飲み方の紹介

7種類の中国茶
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中国茶の一つである黄茶について、生産エリアや代表的な銘茶、美味しく楽しむ方法などをまとめています。

ざっくりどんなお茶?

茶葉が少し黄色がかっているため、黄茶と呼ばれる。前漢時代に作られ始めたという歴史の長いお茶。“軽発酵茶”に属する。(発酵度5~10%)

黄茶は、緑茶を作っている時に偶然発見されたお茶。緑茶を作る際、揉み込んだ後の乾燥が不十分だったために茶葉が発酵してしまい、茶の色が黄色く変化したことで、新しいお茶「黄茶」としてその製造方法が確立された。

そのため製造工程は、ほぼ緑茶と同じ。一つ“悶黄”という茶葉を発酵させる工程を加えることで緑茶ではなく黄茶となる。

主な産地は四川省、湖南省、湖北省、浙江省、安徽省など。

近年では作り手が減少しており、生産量も年々減少しているため、中国茶の中ではなかなかお目にかかることのない貴重品。

黄茶の楽しみ方

“ホンモノ”の黄茶は今ではとても手に入りにくいので、もし手元にあればゆっくり味わってみていただきたいです。耐熱性ガラスに茶葉を入れてからお湯を注いでください。

不思議なことに茶葉が上下に浮き沈みするのが見れると思います。さし湯して味の濃さ調整して楽しんでください。もちろん蓋碗で一煎ずつ淹れてもおいしいです。

生産エリア

主な産地は四川省、湖南省、湖北省、浙江省、安徽省など。

中国黄茶産地
中国黄茶の産地

代表的な銘茶

君山銀針

君山銀針 茶葉
  • 君山銀針(くんざんぎんしん / Jun shan yin zhen)

伝統的な中国十大銘茶のひとつ。現在は生産量が大変少なく、貴重な茶葉。このお茶を1kg作るには5万枚の芽葉が必要になると言われている。

霍山黄芽

霍山黄芽 茶葉
  • 霍山黄芽(かくざこうが / huo4 shan1 huang2 ya2)

唐代には皇帝への献上茶になっていたという1000年以上の長い歴史を持つお茶。別名「芽茶」とも呼ばれる。

製造工程

完成までに合計3日間、約70時間もかかるらしい・・・

黄茶の製造工程
黄茶の製造工程
  • 摘採(てきさい/ツァイジャイ):茶葉を摘み取る工程。黄茶は人力による手摘みが多い。
  • 殺青(さっせい/シャーチン):茶葉に熱を加えて、酸化酵素の働きを止める。
  • 揉捻(じゅうねん/ロウニエン):機械や手を使って茶葉を揉んで形を整える工程。発酵を促し風味を高める効果がある。
  • 初烘(しょこう/チューホン):茶葉を乾燥させる。黄茶は製造工程の中で2回乾燥を行うので、一回目は初烘と言って区別している。
  • 悶黄(もんおう/モンファン):茶葉に余熱と湿り気が残っている状態で堆積し、蒸らすようにして発酵させる。
  • 乾燥(かんそう/ガンザオ):茶葉を乾燥させる。
この記事を書いた人
ちゃんこ

金持ち華人の家に嫁いでニート主婦になった純日本人です。絵日記ブログ「中国でブルジョワ華人の妻してます」でライブドア公式ブロガーになりました。

中国茶が好きです! お茶垢⇒ゆえじ

日本中国茶普及協会認定インストラクター。中級茶藝師。和漢薬膳食医3級。東洋食薬ライセンス1級。

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