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二十四節気・七十二候花言葉薬膳二十四節気七十二候立秋初秋

【立秋】季節の行事、食べ物、草花まとめ

二十四節気・七十二候
この記事は約7分で読めます。

二十四節気・立秋について、この季節の行事や草花、食材など旬のものをまとめます。

※順次追記していきます。

立秋の時期と由来

立秋(りっしゅう)は大暑の後に続く初秋の季節です。

  • 新暦8月7日~8月22日頃

立秋は秋の始まり。8月7日頃からは暦の上では秋となります。・・・が、実際は8月といえばまさに夏本番という厳しい暑さが続く日々。秋を実感するのはまだまだ先というのが本音です。

そんな暑さの中でも少しずつ、朝夕には風の涼しさを感じたり、空が高くなっているのに気づいたり・・・かすかな秋の気配を感じることができる時期でもあります。

立秋の季節の行事

残暑見舞い

残暑見舞い 残暑 立秋 初秋

8月7日頃の立秋を過ぎたら「残暑見舞い」を送ります。立秋といっても8月はまだまだ真夏まっさかりで暑い時期。暑中見舞いと同じように相手の健康を気遣う内容を書き添えます。時期としては、8月下旬ごろまでに送るのが一般的。

お盆

お盆 立秋 八月 初秋

お盆とは、先祖の魂をお迎えして供養する習慣のこと。日本古来の祖霊信仰と仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が融合して現在のような形になったと言われています。

一部では7月がお盆の地域もありますが、一般的にお盆期間というと8月中旬の時期を指します。2019年のお盆は8月13日~16日です。田舎へ帰省してお墓参りする人も多いのではないでしょうか。

じいちゃんばあちゃんが健在だった頃は毎年田舎へ遊びに行ってたなぁ~

盆踊り

盆踊り 立秋 初秋

お盆の時期に社寺や商店街、公園などで行われる踊りのこと。その起源は諸説ありますが、鎌倉時代、時宗の開祖・一遍上人(いっぺんしょうにん)が広めた念仏踊りだと言われています。時代が下るにつれて様々な踊りの要素が加わり、お盆の先祖供養とも自然に結びつき、現在のような形になりました。

全国的に有名な盆踊りには阿波踊りや郡上踊りなどがありますが、一般的には各地元オリジナルの「〇〇音頭」が親しまれているように感じます。

夏の夕方、お祭りの日にリズミカルな太鼓の音が聞こえてくるとテンション上がったものです。

私も子供のころは東京音頭踊ってました

大東京音頭

東京音頭といえば、ヤクルトスワローズの応援歌。外野で傘振り回すのめちゃくちゃ楽しいです。

七十二候

立秋をさらに約5日毎に初候、次候、末候の3つに季節を分けたのが七十二候です。

第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)

涼風至 立秋 初秋
  • 立秋の初候
  • 新暦8月7日~8月12日頃
  • 涼しい風が吹きはじめる時期という意味

第三十八候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)

ひぐらし 蜩 立秋 初秋
  • 立秋の次候
  • 新暦8月13日~8月17日頃
  • 蜩(ひぐらし)が鳴く時期という意味

第三十九候 蒙霧升降(ふかききりまとう)

霧 立秋 初秋
  • 立秋の末候
  • 新暦7月18日~8月22日頃
  • 深い霧が立つ時期という意味

立秋の草花

睡蓮(すいれん)

睡蓮 立秋 初秋
  • 花言葉:「甘美」「優しさ」「信頼」
  • 開花時期:6月~9月

昼間は開き、夜は閉じることから「花が眠っているようである」という意味で睡蓮と名付けられました。蓮と似ていますが、葉や花の形をよく見比べると別物であることが分かります。

グラジオラス

グラジオラス 立秋 初秋
  • 花言葉:「用心」「用意周到」
  • 開花時期:7月~8月

ラテン語で「小さな剣」という意味のグラジオラスは直立した気品ある形が特徴的です。花の色は白や桃色など種類が豊富で園芸品としても人気。

黄釣船(きつりふね)

黄釣船 きつりふね 立秋 初秋
  • 花言葉:「私に触れないで」
  • 開花時期:8月~10月

変わった形の花が特徴。日本全国に自生しています。果実に触れると弾けて種子を飛ばす性質があります。学名はインパティエンスといい、ラテン語で「我慢できない」という意味です。

白粉花(オシロバナ)

白粉花 オシロバナ 立秋 初秋
  • 花言葉:「臆病」「内気」「恋を疑う」
  • 開花時期:8月~9月
  • 別名:夕化粧(ゆうげしょう)

夕方に花を咲かせることから別名「夕化粧」とも呼ばれます。英語名も「 Four o’clock(午後四時)」。オシロバナという名前は、黒い種を割ると白い粉がでてくることから。江戸時代には、実際におしろいの代用として使うこともあったそうです。

晒菜升麻(サラシナショウマ)

晒菜升麻 サラシナショウマ 立秋 初秋
  • 花言葉:「あたたかい心」
  • 開花時期:8月~10月

高さは1m以上にもなり、茎の先端を囲むように小さな花が円柱状に咲きます。昔は料理に使われていたそうで、若葉をゆでて水にさらしたことから「晒菜(さらしな)」という名前の由来にもなっています。

ちなみにこの根茎を天日乾燥したものは「升麻(しょうま)」という名の生薬になります。

生薬としての「升麻」

解熱、抗炎症薬として頭痛や風邪、のどの痛みなどに効果的

  • 五性:微寒
  • 五味: 
  • 帰経:   大腸

立秋の食べ物

冬瓜(とうがん)

冬瓜 とうがん 立秋 初秋

冬瓜という名前ですが、旬は7~9月の夏の野菜です。名前の由来は「冬までもつから」。冷暗所に置いておけば長く保存できます。95%が水分で低カロリーのため、夏の水分補給にもぴったり。

薬膳的には・・・

冬瓜は身体の熱を冷ます効果が高く、余計な水分を排出することもできるため、ほてり、むくみ、体のだるさ、頭痛など夏バテの症状を改善してくれます。皮に近い部分ほど薬効が強いため、ピーラーなどで薄く皮をむくのがオススメ。

冬瓜の皮は「冬瓜皮(トウガンヒ)」、種は「冬瓜子(トウガンシ)、冬瓜仁(トウガンニン)」という名の生薬にもなり、どちらも実の部分よりも強い利尿作用があります。

鱸(スズキ)

鱸 スズキ 立秋 初秋

鱸(スズキ)は全国的に生息する出世魚。ヒカリゴ(約5cm)→コッパ(約10cm)→セイゴ(約25cm)→フッコ/ハネ(約30~40cm)を経て、4年以上経ち体長60cm以上のものが「スズキ」と呼ばれるようになります。

薬膳的には・・・

スズキは肝と腎の機能を助け、血を補うため、不眠や貧血の予防に効果的。また、水分代謝を促進する作用もあり、むくみや体のだるさも解消してくれます。

  • 体質:気虚血虚陽虚
  • 五性:温
  • 五味:酸 
  • 帰経:    

桃 もも 立秋 初秋

桃は7月から9月が旬の夏の果物。食物繊維やカリウムなどが豊富で高血圧やコレステロール値の低下に効果的。

桃の原産地は中国で、2000年以上も昔から栽培されていたそうです。伝説の楽園・桃源郷に実る仙桃のイメージで有名です。

薬膳的には・・・

桃は夏が旬の食材にしては珍しく身体を温める作用があります。胃腸の働きを助け消化を促進し、気血を補うため夏バテ予防に効果的。また、体を潤す働きもあるため便秘や肌荒れの解消にも効果が期待できます。

桃の種は「桃仁(トウニン)」という生薬になります。血の巡りを良くするため、シミやクマの改善、月経不順に効果的です。

いちじく

いちじく 立秋 初秋

無花果(いちじく)は実の中に花をつけるため、隠頭花序(いんとうかじょ)と呼ばれます。実を切った時に見える赤いつぶつぶが花なんだとか。

原産地はアラビア南部で年前から栽培されていたと言われています。アダムとイブの神話に登場する「禁断の果実」はいちじくのことだそうです。

薬膳的には・・・

いちじくは胃腸の調子を整え、体に潤いを与えてくれるため、下痢や便秘の改善に効果的です。また、肺を潤す作用もあるため喉の腫れや咳止めとしても役立ちます。

参考文献

こちらの本を参考にしました。

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画像は写真ACを利用しています。

この記事を書いた人
ちゃんこ

金持ち華人の家に嫁いでニート主婦になった純日本人です。絵日記ブログ「中国でブルジョワ華人の妻してます」でライブドア公式ブロガーになりました。

中国茶が好きです! お茶垢⇒ゆえじ

日本中国茶普及協会認定インストラクター。中級茶藝師。和漢薬膳食医3級。東洋食薬ライセンス1級。

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