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【二十四節気・七十二候】行事、食べ物、草花まとめ一覧

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二十四節気とは、簡単にまとめると

二十四節気と七十二候
  • 二十四節気は太陽の動きをもとに1年を24等分した暦のこと
  • 七十二候は二十四節気をさらに細かく分けたもの
  • 農作業の目安として季節の移り変わりを把握するために使われていた
  • 二十四節気は中国のまま使用、七十二候は日本でアレンジしたものを使用

二十四節気の成り立ちやそれぞれの節気の特徴など、さらに詳しい内容は本記事で解説しています。

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二十四節気とは

二十四節気 季節 四季 春 夏 秋 冬

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、太陽の動きをもとに1年を24等分した暦のこと。それぞれの節気に風情のある名をつけて季節を感じていました。

二十四節気は紀元前の中国で作られ、日本では平安時代から使われ始めました。

二十四節気が成立した背景

時計がなかった古代、人々は月の満ち欠けで日にちを把握していました。

夜空を見上げ月の形を観ればおおよその日付が分かるためとても便利だったのです。

しかし、季節の変化は月の満ち欠けとは関係なく、太陽と地球の位置関係によって決まります。

月の満ち欠けをベースにした暦ではどうしても実際の季節とズレが生じてしまい、農作業の目安が分かりにくくなってしまうデメリットがありました。

そこで登場したのが太陽の動きをもとに作られた二十四節気です。

二十四節気の屋台骨「八節」

二十四節気という暦を作るうえでまず基準となったのは1年で最も昼の時間が長くなる夏至と、その逆の冬至です。

  • 夏至:1年で最も昼の時間が長い日
  • 冬至:1年で最も昼の時間が短い日

夏至は陽のピーク
冬至は陰のピーク

そして夏至と冬至の中間、つまり昼と夜の長さが同じになる日である春分秋分を決めました。

  • 春分:昼と夜の時間が同じ長さ
  • 秋分:昼と夜の時間が同じ長さ

これによって春夏秋冬という四季が定まりました。

次に、それぞれの季節の始まりとして、夏至、冬至、春分、秋分の中間にそれぞれ立春、立夏、立秋、立冬ができました。これらは四立(しりゅう)と呼ばれています。

  • 立春:春の始まり(冬至と春分の中間)
  • 立夏:夏の始まり(春分と夏至の中間)
  • 立秋:秋の始まり(夏至と秋分の中間)
  • 立冬:冬の始まり(秋分と冬至の中間)

夏至、冬至、春分、秋分の「二至二分(にしにぶん)」と立春、立夏、立秋、立冬の「四立」を合わせて「八節(はっせつ)」といいます。中国でも周(西周)の時代に使われていた暦はこの八節だと言われています。

その後、さらに利便性向上させるため八節をさらにそれぞれ3等分したのが二十四節気です。1年を24等分することで季節の節目がより細かくなり、農作業の目安を設定するのに役立てやすくなりました。

七十二候とは

七十二候(しちじゅうにこう)とは二十四節気をさらに細かく分けた暦のことで、二十四節気をそれぞれ3つに分け、1年を72等分しています。

七十二候は一つの期間が約5日間で身近な動植物や気候の移り変わりをその名称にあてており、季節を感じやすくなっています。

二十四節気は中国から伝わったものをそのまま使っていました。一方、七十二候は中国と日本で季節感のズレがあったため、日本独自にアレンジされたものが使われていました。過去に何度も改訂されてきましたが、現在一般的に知られているのは1874年(明治7年)の「略本暦」版です。

二十四節気・七十二候 一覧

立春(りっしゅん)

立春 二十四節気 七十二候
  • 立春の時期:新暦2月4日~2月18日頃

立春(りっしゅん)は春のはじまり、暦の上では2月4日の立春からが春の季節となります。旧暦では1年のはじまりであり、この日が正月でした。

立春の時期と由来

立春の行事・イベント

  1. 春節
  2. 事始め・事納め
  3. 初午(はつうま)
  4. バレンタインデー

立春の七十二候

  1. 第一候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)
  2. 第二候 黄鶯睍睆(うぐいすなく)
  3. 第三候 魚上氷(うおこおりをいずる)

立春の草花

  1. 梅(うめ)
  2. 沈丁花(じんちょうげ)
  3. 節分草(せつぶんそう)
  4. 日本桜草(にほんさくらそう)
  5. ビオラ
  6. 雪割草(ゆきわりそう)

立春の食べ物

  1. いちご
  2. えのきだけ
  3. 韮(にら)
  4. ブロッコリー

雨水(うすい)

雨水 二十四節気 七十二候
  • 雨水の時期:新暦2月19日~3月5日頃

雨水(うすい)とは、雪が雨へと変わり氷が解け始める時期のこと。2月はまだ大雪が降ることもありますが、それでも少しずつ気温は上昇していきます。

雨水の時期と由来

雨水の行事・イベント

  1. ひな祭り

雨水の七十二候

  1. 第四候 土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)
  2. 第五候 霞始靆 (かすみはじめてたなびく)
  3. 第六候 草木萌動 (そうもくめばえいずる)

雨水の草花

  1. 椿(つばき)
  2. 猫柳(ねこやなぎ)
  3. 雛菊(ひなぎく)
  4. 木瓜(ぼけ)

雨水の食べ物

  1. 明日葉(あしたば)
  2. 独活(うど)
  3. 菜の花
  4. 蛤(はまぐり)

啓蟄(けいちつ)

啓蟄 二十四節気 七十二候
  • 啓蟄の時期:新暦3月6日~3月20日頃

啓蟄(けいちつ)の「啓」は「開く」、「蟄」は「冬眠している虫」を意味していて、冬ごもりをしていた虫たちが目覚め動き出す時期です。

啓蟄の時期と由来

啓蟄の行事・イベント

  1. ホワイトデー
  2. 彼岸

啓蟄の七十二候

  1. 第七候 蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)
  2. 第八候 桃始笑 (ももはじめてわらう)
  3. 第九候 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

啓蟄の草花

  1. 杏子(あんず)
  2. 芝桜(しばざくら)
  3. 菫(すみれ)
  4. 桃(もも)

啓蟄の食べ物

  1. あさり
  2. 鰆(さわら)
  3. ぜんまい
  4. たらの芽

春分(しゅんぶん)

二十四節気 七十二候 春分
  • 春分の時期:新暦3月21日~4月4日頃

春分(しゅんぶん)とは、太陽が真東から昇り真西に沈む日のことで、昼と夜の長さがほぼ同じになります。春分の日を境に夜よりも昼の時間が長くなり、夏に向かって陽気も次第に強くなっていきます。

春分の時期と由来

春分の行事・イベント

  1. 花見
  2. 卒業・入学
  3. エイプリルフール

春分の七十二候

  1. 第十候 雀始巣(すずめはじめてすくう)
  2. 第十一候 桜始開(さくらはじめてひらく)
  3. 第十二候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

春分の草花

  1. 浅黄水仙(アサギスイセン)
  2. 辛夷(コブシ)
  3. 桜(サクラ)
  4. 蒲公英(タンポポ)
  5. 雪柳(ユキヤナギ)

春分の食べ物

  1. ひじき
  2. 三つ葉

清明(せいめい)

清明 二十四節気 七十二候
  • 清明の時期:新暦4月5日~4月19日頃

清明(せいめい)とは「清浄明潔」を略したもの。春の清らかな陽光を受け万物が明るく生き生きとした様子であることを表しています。

清明の時期と由来

清明の行事・イベント

  1. 灌仏会(かんぶつえ)
  2. 茶摘み

清明の七十二候

  1. 第十三候 玄鳥至(つばめきたる)
  2. 第十四候 鴻雁北 (こうがんかえる)
  3. 第十五候 虹始見 (にじはじめてあらわる)

清明の草花

  1. 紫蘭(しらん)
  2. 水芭蕉(ミズバショウ)
  3. 木蓮(もくれん)
  4. 山吹(やまぶき)

清明の食べ物

  1. 鰹(カツオ)
  2. じゃがいも
  3. 韮(ニラ)

穀雨(こくう)

穀雨 二十四節気 七十二候
  • 穀雨の時期:新暦4月20日~5月4日頃

穀雨(こくう)とは、春の雨が穀物を潤す、という意味。発芽したばかりの稲を育て、夏野菜の種まきにも最適な時期。

穀雨の時期と由来

穀雨の行事・イベント

  1. ゴールデンウイーク
  2. 八十八夜

穀雨の七十二候

  1. 第十六候 葭始生(あしはじめてしょうず)
  2. 第十七候 霜止出苗(しもやみてなえいずる)
  3. 第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)

穀雨の草花

  1. 花水木(ハナミズキ)
  2. 春紫苑(ハルジオン)
  3. 藤(ふじ)
  4. 牡丹(ぼたん)

穀雨の食べ物

  1. アスパラガス
  2. さやえんどう
  3. 緑茶

立夏(りっか)

立夏 二十四節気 七十二候
  • 立夏の時期:新暦5月5日~5月20日頃

立夏(りっか)とは夏のはじまりのことで、暦の上では5月5日からが夏となります。

立夏の時期と由来

立夏の行事・イベント

  1. 端午の節句・こどもの日
  2. 母の日

立夏の七十二候

  1. 第十九候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
  2. 第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)
  3. 第二十三候 竹笋生(たけのこしょうず)

立夏の草花

  1. 杜若(カキツバタ)
  2. 片栗(カタクリ)
  3. 皐月(サツキ)
  4. 芍薬(シャクヤク)

立夏の食べ物

  1. 鯵(アジ)
  2. たけのこ
  3. わかめ

小満(しょうまん)

小満 二十四節気 七十二候
  • 小満の時期:新暦5月21日~6月5日頃

小満(しょうまん)の由来は「秋にまいた麦の穂がつきはじめ、“少し満足する”」というところからきています。それが転じて「万物が次第に成長して天地に満ち始める時期」といわれるようになりました。

小満の時期と由来

小満の行事・イベント

  1. 衣替え

小満の七十二候

  1. 第二十二候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
  2. 第二十三候 紅花栄(べにばなさかう)
  3. 第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる)

小満の草花

  1. 雛罌粟(ひなげし)
  2. 勿忘草(わすれなぐさ)
  3. 鈴蘭(すずらん)
  4. 松葉菊(まつばぎく)
  5. 金魚草(きんぎょそう)
  6. 浜茄子(ハマナス)
  7. アマリリス

小満の食べ物

  1. どじょう
  2. たまねぎ
  3. 空豆

芒種(ぼうしゅ)

芒種 二十四節気 七十二候
  • 芒種の時期:新暦6月6日~6月20日頃

芒種(ぼうしゅ)の「芒(のぎ)」はイネ科の植物特有の、細い毛のような部分のことを指します。芒の種・・・ということで、芒種は穀物の種をまく時期という意味です。

芒種の時期と由来

芒種の行事・イベント

  1. 種まき
  2. 入梅(雑節)
  3. 父の日

芒種の七十二候

  1. 第二十五候 蟷螂生(かまきりしょうず)
  2. 第二十六候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
  3. 第二十七候 梅子黄(うめのみきばむ)

芒種の草花

  1. 紫陽花(あじさい)
  2. 浅沙(あさざ)
  3. 珍車(ちんぐるま)
  4. 夾竹桃(きょうちくとう)
  5. 露草(つゆくさ)
  6. 桔梗(ききょう)
  7. 姫石楠花(ひめしゃくなげ)

芒種の食べ物

  1. とうもろこし
  2. トマト
  3. オクラ
  4. 鮑(アワビ)
  5. メロン

夏至(げし)

夏至 二十四節気 七十二候
  • 夏至の時期:新暦6月21日~7月6日頃

夏至(げし)とは「夏が至る」。暦の上では夏季の真ん中に当たり、太陽が高くなり影が短くなる、陽の気が最も強くなる日。1年一番昼の時間が長く夜が短くなります。

夏至の時期と由来

夏至の行事・イベント

  1. 夏越しの祓
  2. 海開き・山開き
  3. 夕立と虹

夏至の七十二候

  1. 第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)
  2. 第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)
  3. 第三十候 半夏生(はんげしょうず)

夏至の草花

  1. 更紗灯台(さらさどうだん)
  2. トリトマ
  3. 美女桜(びじょざくら)
  4. 梔子(くちなし)

夏至の食べ物

  1. きゅうり
  2. アジ
  3. タコ
  4. 枝豆
  5. 紫蘇(しそ)
  6. さくらんぼ
  7. 枇杷(びわ)

小暑(しょうしょ)

小暑 二十四節気 七十二候

小暑の時期:新暦7月7日~7月22日頃

小暑(しょうしょ)とは『暦便覧』によると「大暑来れる前なれば也」、つまり本格的な暑さが始まる前の段階、という意味。

小暑の時期と由来

小暑の行事・イベント

  1. 七夕
  2. 中元
  3. 暑中見舞い

小暑の七十二候

  1. 第三十一候 温風至(あつかぜいたる)
  2. 第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)
  3. 第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

小暑の草花

  1. 鬼灯(ほおずき)
  2. ダリア
  3. 大文字草(だいもんじそう)
  4. 河原撫子(かわらなでしこ)
  5. 深山嫁菜(みやまよめな)
  6. 朝顔
  7. 鷺草(さぎそう)

小暑の食べ物

  1. イカ
  2. なす
  3. ピーマン
  4. すもも
  5. しじみ
  6. 苦瓜(にがうり)
  7. にんにく

大暑(たいしょ)

大暑 二十四節気 七十二候
  • 大暑の時期:新暦7月23日~8月6日頃

大暑(たいしょ)は一年でもっとも気温が高く厳しい暑さが続く時期です。

大暑の時期と由来

大暑の行事・イベント

  1. 花火大会
  2. 土用の丑の日
  3. 草熱れ(くさいきれ)
  4. 夕立

大暑の七十二候

  1. 第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
  2. 第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
  3. 第三十六候 大雨時行(たいうときどきにふる)

大暑の草花

  1. 向日葵(ひまわり)
  2. 待宵草(まつよいぐさ)
  3. 白根葵(しらねあおい)
  4. 百合(ゆり)
  5. 胡蝶蘭(こちょうらん)
  6. 黄花秋桐(きばなあきぎり)
  7. 岨菜(そばな)

大暑の食べ物

  1. あんず
  2. 鰯(いわし)
  3. 西瓜(すいか)
  4. みょうが
  5. レタス

立秋(りっしゅう)

立秋 二十四節気 七十二候
  • 立秋の時期:新暦8月7日~8月22日頃

立秋(りっしゅう)は秋の始まり。8月7日頃からは暦の上では秋となります。

立秋の時期と由来

立秋の行事・イベント

  1. 残暑見舞い
  2. お盆
  3. 盆踊り

立秋の七十二候

  1. 第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)
  2. 第三十八候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
  3. 第三十九候 蒙霧升降(ふかききりまとう)

立秋の草花

  1. 睡蓮(すいれん)
  2. グラジオラス
  3. 黄釣船(きつりふね)
  4. 白粉花(オシロバナ)
  5. 晒菜升麻(サラシナショウマ)

立秋の食べ物

  1. 冬瓜(とうがん)
  2. 鱸(スズキ)
  3. いちじく

処暑(しょしょ)

処暑 二十四節気 七十二候
  • 処暑の時期:新暦8月23日~9月7日頃

処暑(しょしょ)の「処」は落ち着くという意味を持つ漢字。つまり処暑とは「暑さが落ち着いてくる時期」という意味になります。

処暑の時期と由来

処暑の行事・イベント

  1. 二百十日(にひゃくとうか)
  2. 風祭り
  3. 行合の空(ゆきあいのそら)

処暑の七十二候

  1. 第四十候 綿柎開(わたのはなしべひらく)
  2. 第四十一候 天地始粛(てんちはじめてさむし)
  3. 第四十二候 禾乃登(こくものすなわちみのる)

処暑の草花

  1. コスモス(秋桜)
  2. 芙蓉(ふよう)
  3. 合歓木(ネムノキ)
  4. 鳳仙花(ほうせんか)
  5. 凌霄花(ノウゼンカズラ)

処暑の食べ物

  1. さつまいも
  2. ぶどう
  3. かぼす

白露(はくろ)

白露 二十四節気 七十二候
  • 白露の時期:新暦9月8日~9月22日頃

白露(はくろ)とはその名の通り、白い露ができる時期のこと。日中はまだまだ暑さが続く時期ですが、朝晩は涼しい日が増え、その温度差で露ができやすくなってきます。

白露の時期と由来

白露の行事・イベント

  1. 十五夜
  2. 敬老の日
  3. 重陽の節句
  4. 秋社

白露の七十二候

  1. 第四十三候 草露白(くさのつゆしろし)
  2. 第四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
  3. 第四十五候 玄鳥去(つばめさる)

白露の草花

  1. 菊(きく)
  2. 千日紅(せんにちこう)
  3. 紅葉葵(モミジアオイ)
  4. 山辣韮(やまらっきょう)

白露の食べ物

  1. さといも
  2. しめじ
  3. 舞茸
  4. 秋刀魚(サンマ)

秋分(しゅうぶん)

秋分 二十四節気 七十二候
  • 秋分の時期:新暦9月23日~10月7日頃

秋分(しゅうぶん)は春分と同じく、昼夜の長さがほぼ等しくなる日。つまり秋分を過ぎると次第に日が短くなり季節は冬へと向かい始めます。

秋分の時期と由来

秋分の行事・イベント

  1. 秋分の日
  2. 彼岸
  3. 衣替え

秋分の七十二候

  1. 第四十六候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
  2. 第四十七候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
  3. 第四十八候 水始涸(みずはじめてかるる)

秋分の草花

  1. 葛(くず)
  2. 竜胆(りんどう)
  3. 金木犀(きんもくせい)
  4. 彼岸花(ひがんばな)

秋分の食べ物

  1. 鯖(さば)
  2. 椎茸(しいたけ)
  3. しょうが
  4. 棗(なつめ)
  5. ぶどう

寒露(かんろ)

寒露 二十四節気 七十二候
  • 寒露の時期:新暦10月8日~10月22日頃

寒露(かんろ)とは「冷たい露」という意味。白露の頃にはみずみずしく輝いて見えた露も、寒々として見えるようになる季節になります。

寒露の時期と由来

寒露の行事・イベント

  1. 十三夜
  2. 体育の日

寒露の七十二候

  1. 第四十九候 鴻雁来(こうがんきたる)
  2. 第五十候 菊花開(きくのはなひらく)
  3. 第五十一候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

寒露の草花

  1. 葉鶏頭(はげいとう)
  2. カンナ
  3. 山丹花(サンタンカ)

寒露の食べ物

  1. 銀杏(ぎんなん)
  2. ザクロ
  3. チンゲン菜
  4. りんご

霜降(そうこう)

霜降 二十四節気 七十二候
  • 霜降の時期:新暦10月22日~11月6日頃

霜降(そうこう)とは「霜が降りる」という意味。徐々に冷え込みが強まり、山間部では朝夕の露が霜に変わり始める時期です。

霜降の時期と由来

霜降の行事・イベント

  1. 紅葉狩り
  2. 酉の市
  3. ハロウィーン

霜降の七十二候

  1. 第五十二候 霜始降(しもはじめてふる)
  2. 第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)
  3. 第五十四候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)

霜降の草花

  1. ススキ
  2. 萩(はぎ)
  3. 藤袴(ふじばかま)
  4. 犬蓼(いぬたで)

霜降の食べ物

  1. にんじん
  2. 落花生(らっかせい)
  3. 牡蠣(かき)
  4. 帆立貝(ホタテ)
  5. 柿(かき)
  6. みかん

立冬(りっとう)

立冬 二十四節気 七十二候
  • 立冬の時期:新暦11月7日~11月21日頃

立冬(りっとう)は冬のはじまり、暦の上では11月7日からが冬となります。肌感覚としてはまだまだ秋まっさかりですが、日差しは少しずつ弱くなり場所によっては初冠雪を観測することも。

立冬の時期と由来

立冬の行事・イベント

  1. 七五三
  2. 木枯らし一号

立冬の七十二候

  1. 第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)
  2. 第五十六候 地始凍(ちはじめてこおる)
  3. 第五十七候 金盞香(きんせんかさく)

立冬の草花

  1. 山茶花(サザンカ)
  2. 水仙(スイセン)
  3. 竜脳菊(リュウノウギク)
  4. 白花杜鵑(シロバナホトトギス)
  5. 秋の麒麟草(アキノキリンソウ)

立冬の食べ物

  1. 小豆(あずき)
  2. 蟹(カニ)
  3. 春菊(しゅんぎく)
  4. 白菜(はくさい)
  5. 山芋(やまいも)

小雪(しょうせつ)

小雪 二十四節気 七十二候
  • 小雪の時期:新暦11月22日~12月6日頃

小雪(しょうせつ)とは、寒さが進み雨が雪に変わり始める時期、という意味。

小雪の時期と由来

小雪の行事・イベント

  1. お歳暮
  2. 新嘗祭
  3. 小春日和

小雪の七十二候

  1. 第五十八候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
  2. 第五十九候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
  3. 第六十候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

小雪の草花

  1. 寒菊(かんぎく)
  2. 御山竜胆(オヤマリンドウ)
  3. 草山丹花(クササンタンカ)
  4. シーマニア

小雪の食べ物

  1. キャベツ
  2. 慈姑(くわい)
  3. 鯛(たい)
  4. レモン
  5. 蓮根(れんこん)

大雪(たいせつ)

大雪 二十四節気 七十二候
  • 大雪の時期:新暦12月7日~12月22日頃

大雪(たいせつ)の時期になると山だけではなく里でも雪が降るようになり、季節は真冬に突入します。特に日本海側では文字通り大雪になることが多くなるため災害などに注意が必要です。

大雪の時期と由来

大雪の行事・イベント

  1. 煤払い
  2. 針供養
  3. 正月事始め
  4. 歳の市、羽子板市

大雪の七十二候

  1. 第六十一候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
  2. 第六十二候 熊蟄穴(くまあなにこもる)
  3. 第六十三候 鱖魚群(さけのうおむらがる)

大雪の草花

  1. 蠟梅(ろうばい)
  2. ローズマリー

大雪の食べ物

  1. くるみ
  2. 鮭(さけ)
  3. 大根

冬至(とうじ)

冬至 二十四節気 七十二候
  • 冬至の時期:新暦12月22日~1月5日頃

冬至(とうじ)とは「冬が至る」。暦の上では冬季の真ん中に当たり、 陽の気が最も弱くなる日。1年一番日暮れが早くなるため、夜の時間が長く昼が短くなります。

冬至の時期と由来

冬至の行事・イベント

  1. 柚子湯
  2. クリスマス
  3. 大晦日
  4. 正月

冬至の七十二候

  1. 第六十四候 乃東生(なつかれくさしょうず)
  2. 第六十五候 麋角解(さわしかのつのおつる)
  3. 第六十六候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)

冬至の草花

  1. 猩猩木(しょうじょうぼく)
  2. クリスマスローズ
  3. 富貴菊(ふうきぎく)

冬至の食べ物

  1. かぼちゃ
  2. ねぎ
  3. ヒラメ
  4. ほうれんそう
  5. 柚子(ゆず)

小寒(しょうかん)

小寒 二十四節気 七十二候
  • 小寒の時期:新暦1月6日~1月19日頃

小寒(しょうかん)とは寒さが極まる前という意味ですが、この小寒から節分までの期間を「寒の内」といい、「寒の入り」を迎えて寒さが一層厳しくなるシーズンに入ります。

小寒の時期と由来

小寒の行事・イベント

  1. 七草粥
  2. 寒中見舞い
  3. 鏡開き
  4. 左義長(どんど焼き)
  5. 成人式

小寒の七十二候

  1. 第六十七候 芹乃栄(せりすなわちさかう)
  2. 第六十八候 水泉動(しみずあたたかをふくむ)
  3. 第六十九候 雉始雊(きじはじめてなく)

小寒の草花

  1. カランコエ
  2. ジャノメエリカ
  3. ストック
  4. ユリオプスデージー

小寒の食べ物

  1. かぶ
  2. 小松菜
  3. 芹(せり)
  4. 鱈(たら)

大寒(だいかん)

大寒 二十四節気 七十二候
  • 大寒の時期:新暦1月20日~2月3日頃

大寒(だいかん)は最後の節気で、その名の通り一年で最も寒さが厳しい時期です。

  1. 大寒の時期と由来

大寒の行事・イベント

  1. 二十日正月(骨正月)
  2. 節分

大寒の七十二候

  1. 第七十候 欵冬華(ふきのはなさく)
  2. 第七十一候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
  3. 第七十二候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

大寒の草花

  1. 黄梅(オウバイ)
  2. 金盞花(キンセンカ)
  3. シクラメン
  4. デンドロビウム
  5. 南天(ナンテン)
  6. 福寿草(フクジュソウ)

大寒の食べ物

  1. 牛蒡(ごぼう)
  2. 蕗の薹(フキノトウ)
  3. ナマコ
  4. 鮪(マグロ)
  5. 水菜(みずな)
  6. 百合根(ゆりね)

参考文献

本記事はこちらの書籍を参考に作成しました。

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この記事を書いた人
ゆえじ ちゃんこ

中国茶ナビゲーター
中国茶&台湾茶の楽しさや知識・情報をまとめてます。
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福建、香港、日本を拠点においしいお茶のいれかた研究中。
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金持ち華人の家に嫁いでニート主婦になった純日本人です。ライブドア公式絵日記ブログ「中国でブルジョワ華人の妻してます」を運営中。

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