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二十四節気・七十二候花言葉薬膳小満二十四節気七十二候初夏

【小満】季節の行事、食べ物、草花まとめ

二十四節気・七十二候
この記事は約7分で読めます。

二十四節気・小満について、この季節の行事や草花、食材など旬のものをまとめます。

※順次追記していきます。

小満の時期と由来

小満(しょうまん)は立夏の後に続く初夏の季節です。

  • 新暦5月21日~6月5日頃

小満の由来は「秋にまいた麦の穂がつきはじめ、“少し満足する”」というところからきています。それが転じて「万物が次第に成長して天地に満ち始める時期」といわれるようになりました。

季節の行事

  • 衣替え

日本の企業や会社では一般的に6月1日が衣替え。冬服から夏服に代わり、一気に季節が変わったような気分になります。クリーニングから戻ってきた服にかぶせてあるビニールは外してからクローゼットに入れるのが吉。

七十二候

小満をさらに約5日毎に初候、次候、末候の3つに季節を分けたのが七十二候です。

第二十二候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

蚕 繭 小満
  • 小満の初候
  • 新暦5月21日~5月25日頃
  • 孵化した蚕が桑を食べる時期という意味
季節の虫:蚕(かいこ)

明治時代の産業近代化に貢献してきた養蚕業、日本では7世紀の時点で既に養蚕が行われていたと古事記に記載されています。蚕の食事になるのが桑の葉、ちょうど新芽が伸び始める時期でもあるそうです。

第二十三候 紅花栄(べにばなさかう)

紅花
  • 小満の次候
  • 新暦5月26日~5月30日頃
  • 紅花が盛んに咲く時期という意味
季節の花:紅花(べにばな)

原産地はエジプトなど地中海沿岸部。古代エジプト時代から染料として使われていました。日本でも万葉集の中に「末摘花(すえつむはな)」の名前で登場しています。

中医学では生薬としても活躍しています。体を温め血を補う効果があるため、冷え症の改善や月経不順など婦人科系のトラブルに効果的。ただし、出血しやすくなるため妊婦にはNG。

  • 五性:
  • 五味:
  • 帰経: 

第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる)

  • 小満の末候
  • 新暦5月31日~6月5日頃
  • 麦が実る時期という意味
麦秋(ばくしゅう)
  • 夏の季語。麦は秋に植えて初夏に収穫するため、麦にとっての“実りの秋”は夏になります。麦の収穫期を過ぎるとすぐに梅雨がはじまります。

小満の草花

雛罌粟(ひなげし)

ひなげし ポピー
  • 花言葉:「いたわり」「思いやり」
  • 開花時期:4月中旬~7月中旬
  • 別名 :「虞美人草(ぐびじんそう)」

現在はポピーという名前の方がなじみがあるかも。

紀元前三世紀、楚の項羽の妻・虞妃(ぐき)が項羽のために自害した時に赤いひなげしの花が咲いていた・・・という故事が由来。

勿忘草(わすれなぐさ)

原産地はヨーロッパですが、現在はヨーロッパから西アジアまで広い地域で咲く花。日本には明治時代に渡来したと言われています。

  • 花言葉:「私を忘れないで」「誠の愛」
  • 開花時期:4月~6月

その名の由来はドイツの悲哀物語。騎士が恋人のために川岸の花を摘もうとしたところ足を滑らせて命を落としてしまった。その時騎士が残した「私を忘れないで」という言葉を恋人は一生忘れることなく、その花を愛し続けたという伝説が元になっています。

鈴蘭(すずらん)

直径1センチに満たない小さなかわいらしい花を咲かせます。その花の形が鈴に似ていることが名前の由来です。漢字で書くと鈴蘭ですが、属性としてはラン科ではなくキジカクシ科。

  • 花言葉:「純愛」「純粋」「再び幸せが訪れる」
  • 開花時期:4月~6月

自生するのは涼やかな高原が多く、日本の場合だと関東以北、特に北海道に多く、郷土の花とされています。

松葉菊(まつばぎく)

松葉菊

菊という名前が付きますが、キク科ではなくハナミズナ科の多肉植物。原産地はなんと南アフリカで、明治時代に日本へ渡来してきたとか。

地面や石垣などに這うように咲き、 赤、紫、白、黄色・・・など様々な色の花があります。

  • 花言葉:「愛国心」「忍耐」
  • 開花時期:4月~6月

金魚草(きんぎょそう)

金魚草

金魚のようにふわっと広がる花の形が名前の由来。南ヨーロッパや北アフリカなど地中海沿岸が原産で、日本へは江戸時代に渡来してきたという。花の色は白、黄色、紫色など多種多様で賑やかに咲き誇ります。

  • 花言葉:「おせっかい」「おしゃべり」
  • 開花時期:4月~7月

ちなみに、英語名は「Snapdragon(かみつきドラゴン)」といい、その由来は花の形がドラゴンの口に似ているから、だそうです。文化が違うと例えるものも違うんですね。

浜茄子(ハマナス)

ハマナス

海岸沿いに多く咲くことから浜茄子(ハマナス)と名付けられたとか。ナスとは関係なく、バラの一種。東アジア原産で日本にも北海道を中心に多く自生しています。

  • 花言葉:「美しい悲しみ」
  • 開花時期:5月~8月

中国語では「玫瑰(メイクイ)花」と呼ばれ、花の蕾をお茶にブレンドして香りづけに使われたり、気を巡らせる生薬としても活躍します。また、ハマナスの実はローズヒップとなりハーブティーなどに使われます。

生薬としてのハマナスの効能

華やかな香りで気を巡らせ、ストレス解消等に役立ちます。また、血も巡らせるため血行不良や生理不順などにも効果的。

  • 体質:気滞瘀血
  • 五性: 
  • 五味:
  • 帰経: 

アマリリス

アマリリス

美しい名前の由来は、古代ギリシャの詞に歌われている羊飼いの少女の名前で、高潔の象徴として愛されています。百合に似た大輪の花が特徴。

  • 花言葉:「誇り」「自尊」
  • 開花時期:4月~5月

実はヒガンバナ科の有毒植物で、花や葉、球根などを誤って口にしてしまうと嘔吐や下痢などの症状が出るそうです。人が誤飲することはめったにないと思いますが、庭などに植えている場合は飼い犬などが誤って食べてしまわないように注意が必要。

小満の食べ物

どじょう

旬は5月下旬~8月の江戸の郷土料理。栄養価が高いため初夏の活力源として親しまれてきました。夏バテ解消に!

そういえば私食べたことないかも・・・

薬膳的には・・・

どじょうは消化吸収を改善し、水分代謝を高める効果があるため、湿気によるむくみや関節痛を改善してくれます。疲労回復にも効果的。

たまねぎ

北海道は春、それ以外の地域では秋に種をまきます。その秋にまいた種が収穫時期を迎えるのが5〜6月。

たまねぎの辛み成分アリシンは血中コレステロールや中性脂肪の代謝を高めて、動脈硬化や血栓など生活習慣病の予防に効果的!

薬膳的には・・・

たまねぎは気や血の巡りを良くし、体を温める作用があります。胃もたれや食欲不振などに効果的。

空豆

空豆

空豆の旬は4~6月の初夏を代表する野菜。夏豆(なつまめ)とも。また、さやの形が蚕に似ていることから「蚕豆」という漢字をあてることもある。

蚕の季節だから関連があるのか!

植物性たんぱく質が豊富で、カリウムやミネラル、ビタミンB群など栄養価が高いので疲労回復にも◎。

薬膳的には・・・

空豆は気を補い、胃腸の働きを高め、水分代謝も促進するため、胃もたれやむくみの改善に効果的。

  • 体質:気虚水滞
  • 五性:
  • 五味:
  • 帰経: 

参考文献

こちらの本を参考にしました。

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画像は写真ACを利用しています。

この記事を書いた人
ちゃんこ

金持ち華人の家に嫁いでニート主婦になった純日本人です。絵日記ブログ「中国でブルジョワ華人の妻してます」でライブドア公式ブロガーになりました。

中国茶が好きです! お茶垢⇒ゆえじ

日本中国茶普及協会認定インストラクター。中級茶藝師。和漢薬膳食医3級。東洋食薬ライセンス1級。

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