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【手の太陰肺経】経穴の効能と場所一覧

経絡・経穴
この記事は約4分で読めます。

手の太陰肺経の経穴一覧です。ひとまず8つの証に効果のある経穴について、効能と場所をまとめてみました。

現在公開している項目は以下の通りです(2020/1/29時点)

※内容は順次追記していきます。

手の太陰肺経とは

太陰の手陰経で肺とのつながりが深い。11の経穴を持ち、ぜんそく、息切れなど肺に関わる症状の治療などに有効。

手の太陰肺経、英語名はLung Meridianといい、略してLUと表記する。

LU1 中府(ちゅうふ)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 別名:膺中兪(ようちゅうゆ)、肺募(はいぼ)
  • 要穴:肺経の募穴
  • 穴性:宣散肺気、養陰補脾
穴性解説
  • 宣散(せんさん):「宣発と布散」の意味。肺の気化作用を通じて濁気を排出すること
  • 養陰(よういん):陰液を滋養すること

LU2 雲門(うんもん)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 穴性:宣調肺気

LU3 天府(てんぷ)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 穴性:宣通肺気、清熱散結
穴性解説
  • 散結(さんけつ):腫物を解消すること

LU4 侠白(きょうはく)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 穴性:宣通肺気

LU5 尺沢(しゃくたく)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 別名:天沢(てんたく)、鬼受(きじゅ)
  • 要穴:肺経の合水穴
  • 穴性:清泄肺熱、粛降肺気
穴性解説
  • 清泄肺熱(せいせつはいねつ):肺の熱を冷ますこと
  • 粛降肺気(しゅくこうはいき):肺の気を下に降ろし、体内に清きを取り込むこと

LU6 孔最(こうさい)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 要穴:肺経の郄穴
  • 穴性:理気潤肺、清熱止血

LU7 列欠(れっけつ)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 別名:童玄(どうげん)
  • 要穴:肺経の絡穴、四総穴、八脈交会穴
  • 穴性:宣肺疏風、通経活絡、通調任脈
穴性解説
  • 疏風(そふう):風の邪気を分散させること
  • 通経活絡(つうけいかつらく):経絡の流れを良くすること

LU8 経渠(けいきょ)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 要穴:肺経の経金穴
  • 穴性:宣肺理気、止咳平喘

LU9 太淵(たいえん)

太淵は手の太陰肺経に属する9番目の経穴。太淵の「太」は大きいことを意味する。「淵」は水深が深い部分を意味し、経穴で言うと深い部分(陥凹部)を指す。

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 別名:鬼心(きしん)、太泉(たいせん)、大泉(たいせん)
  • 要穴:肺の原穴、肺経の兪土穴、八会穴の脈穴

太淵の効能

太淵は呼吸器系のトラブルに効果的な経穴。せき、痰、のどの痛み、鼻水など風邪の症状を和らげる。腕の痛み(特にひじから手首までの前腕部)にも効く。

  • 穴性:去風清肺、止咳化痰

太淵の場所

手首の内側親指の根本、手首のしわの少し下の橈骨と手根骨の間。触ると動脈を感じる部分。

太淵 ツボ 経絡 経穴
太淵 ツボ 経絡 経穴

LU10 魚際(ぎょさい)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 要穴:肺経の栄火穴
  • 穴性:清肺熱、利咽喉
穴性解説
  • 利咽(りいん):のど(咽喉)の調子を整えること

LU11 少商(しょうしょう)

  • 経絡:手の太陰肺経
  • 別名:鬼信(きしん)
  • 要穴:肺経の井木穴
  • 穴性:清熱、利咽、回陽救逆
穴性解説
  • 回陽救逆(かいようきゅうぎゃく):陽気を回復すること
この記事を書いた人
ちゃんこ

金持ち華人の家に嫁いでニート主婦になった純日本人です。絵日記ブログ「中国でブルジョワ華人の妻してます」でライブドア公式ブロガーになりました。

中国茶が好きです! お茶垢⇒ゆえじ

日本中国茶普及協会認定インストラクター。中級茶藝師。和漢薬膳食医3級。東洋食薬ライセンス1級。

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